「ポタ電」と略されることもあるポータブル電源は、持ち運び・長期保管が可能な大容量バッテリーです。
DIY・キャンプ・車中泊・防災・節電…いろいろなシーンで活躍するポータブル電源への注目は年々、高まっています。

ハンズマンもこの度、ポータブル電源・ソーラーパネルのラインナップを強化しました。
人気のメーカー・機種が揃い、店頭ではすでに注目の的です！

ハンズマン本店（吉尾店）の売場。お客様が次々に足を止める注目スポットとなりました。

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー

今回の入荷アイテムの中でも「リン酸鉄リチウムイオンバッテリー」搭載機には特にご注目！
リチウムには三元系・チタン酸系・リン酸鉄系など大きく分けて8種類があり、それぞれの特徴を生かして広く利用されています。
その中でも高安全・長寿命で人気を集めているのが、リン酸鉄系のリチウムイオンバッテリーです。

特長

• 寿命が長い
  サイクル回数（フル充電して繰り返し使える回数）を比較すると
  三元系リチウムイオンバッテリー：500～2,000回
  リン酸鉄リチウムイオンバッテリー：2,000～4,000回
  毎日繰り返しの使用として約10年間。
• 安全性が高い（発火しにくい）
  従来のリチウムイオンバッテリーに使用されているコバルト・ニッケル・マンガンは220℃以上で熱分解を起こすため、極端な高温環境や想定外の長時間利用は危険を伴うが、リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは600℃に到達するまでほとんど熱分解が起こらない。
  
• 耐久温度が高い
  保存できる寒冷地（氷点下）の条件を比較すると
  三元系リチウムイオンバッテリー：約－10℃
  リン酸鉄リチウムイオンバッテリー：約－20℃
• 自己放電率が低い
  1ヶ月間放置した場合
  自動車などに搭載の「鉛バッテリ」：約20％減
  リン酸鉄リチウムイオンバッテリー：約1％
  
• 環境にやさしい
  従来のリチウムイオンバッテリーに使われるコバルト・ニッケルなどのレアメタルの採掘には、土・空気・水などの環境汚染を伴う。
  リン酸鉄リチウムイオンバッテリーもレアメタルであるリチウムを使用するので0ではないものの、従来の製品の使用量より圧倒的に少量のため、環境汚染のリスクを軽減できる。
  

…というわけで今回は、新入荷したポータブル電源のうちリン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載機、そして同時に入荷したソーラーパネルを、ピックアップしてご紹介します。

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載の新入荷アイテム

Jackery（ジャクリ）

ポータブル電源

ジャクリからは7アイテムが新入荷しましたが（うち「2000 Plus」のみ柳丸店・加納店以外の10店舗にて取扱）、ここではリン酸鉄リチウムバッテリー搭載の3アイテムをピックアップします。
ロゴのオレンジがポイントカラーのポップなデザイン。アメリカ生まれのポータブル電源です。

ソーラーパネル

折りたたみ式のソーラーパネルは収納性に優れて設置工事不要、メンテナンスや導入費用も不要の手軽な発電アイテムです。
お庭やマンションのベランダ、レジャー、キャンプ、車中泊などの外出先で広げればすぐに太陽光発電ができます。

蓄電池のポータブル電源とセットで導入すれば、蓄電もできます。
効率よく電気を使うことができるため、家庭の節電にも役立ちます。

ジャクリのソーラーパネルは「防災推奨」マークを取得しており、災害時に役立つ安全な製品として認められています。
地震、台風、津波などで被災し停電している地域では非常用電源として大きな効果を発揮します。

TogoPower（トーゴーパワー）

トーゴーパワーのポータブル電源は鮮やかな黄色のボディが目印。
アウトドア、夜釣り、車中泊、停電対策などのシーンで最適なパートナーとして活躍！
新入荷3アイテムのうち、こちらの1アイテムがリン酸鉄リチウムイオンバッテリー搭載機です。

• 容量：231Wh/72100mAh
• 定格出力：500W（瞬間最大1000W）
• 重量：約4.3kg
• サイズ：23.0×16.8×17.8cm
• リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
• 充電方式：ACコンセント、シガーソケット、ソーラーパネル
• 7つの機器への同時出力が可能
• ワイヤレスチャージャー搭載
• 50Hz/60Hz切換可能
• BMS安全回路搭載
• V0グレード筐体の高難燃性ボディ
• 価格：税込74,800円

Victor（ビクター）

ポータブル電源

インテリアにもなじむ高いデザイン性、そして、国内メーカーならではの厚いサポート体制が、最大の特長。
Victorのポータブル電源は、全機種がリン酸鉄系リチウムイオン充電池採用となっています。
（「BN-RF1100」のみ柳丸店・加納店以外の10店舗にて取扱。）

いずれもグッドデザイン賞を受賞しています！

ソーラーパネル

ポータブル電源BN-RFシリーズに対応したポータブルソーラーパネルも2アイテム、入荷しています。

IRIS OHYAMA（アイリスオーヤマ）

最後にご紹介するのはアイリスオーヤマのポータブル電源。
国内家電メーカー「アイリスオーヤマ」と、中国でポータブル電源・ソーラーパネル・防災グッズ・アウトドア用品などのの企画生産・販売を行う「BLUETTI（ブルーティ）」が、初心者も操作しやすく機能のバランスに優れたポータブル電源を共同開発しました。
（新名爪店・柳丸店・加納店以外の9店舗にて取扱。）

• 容量：716Wh
• 定格出力：700W
• 重量：約9.5kg（予告なく変更の場合あり）
• サイズ：幅約31.5×奥行約21.2×高さ約23.3cm
• リン酸鉄リチウムイオンバッテリー
• 充電方式：ACコンセント、シガーソケット、ソーラーパネル
• 13口の給電ポート
• ワイヤレスチャージャー搭載
• 50Hz/60Hz切換可能
• BMS安全回路搭載
• 価格：税込89,800円

登山にも重宝するソーラーパネル

BigBlue Tech（ビッグブルーテック）

さらに、ハンズマンは同時期に、オフグリッドソーラー製品を展開するBigBlueのソーラーチャージャーを新入荷しました。
軽量でリュークバッグに引っ掛けて歩きながらでも使え、折りたたむとコンパクトに、リュークバッグにも楽に収納可能です。
キャンプなどの屋外レジャーにはもちろん、ハイキング、トレッキングやアウトドアなどには特におすすめできるアイテムです。

• 定格出力：28W
• 動作パワー：20W
• 重量：約670g
• サイズ：幅約84×高さ約28.2cm
• セルタイプ：Sunpower単結晶
• USB-A出力：5V/2.4A（2ポート合計最大5V/4A）
• 電流計付き
• 防水レベル：IPX4
• 耐水・防塵
• 価格：税込8,780円

電化製品の消費電力＜例＞

電化製品の消費電力（目安）をもとに、容量や出力の合うアイテムを選びましょう。

• スマートフォン：5～30Ｗ
• 電気毛布：50～80Ｗ
• 車載冷蔵庫：60～300Ｗ
• 炊飯器：100～300Ｗ
• ミキサー：100～400Ｗ
• エアコン：400～3200Ｗ
• ドライヤー：600～1200Ｗ
• 電子レンジ：1000～1450Ｗ
• 冷蔵庫：50～500Ｗ
• 電気グリル：400～600Ｗ

※あくまでも目安です。

ハンズマン工具コーナーにて販売中

ご家庭に1台あると、便利さ・楽しさ・安心が得られるポータブル電源。
より手軽に電力供給・節電ができるソーラーパネル。
公共施設や自治会などでも、重宝されているようです。

ハンズマンにはこちらのほか、さまざまなメーカー／容量／バッテリータイプのポータブル電源やソーラーパネルを取扱しています。
ぜひ、店頭でご自分の用途に合うアイテムを見つけてください！

〈あらかじめご了承ください〉

• 本記事は、公開時点の情報に基づき執筆しており、公開後、ご紹介した商品の価格が変更になる場合がございます。価格など最新の情報につきましては、ハンズマン各店へお問い合わせいただくか、店頭価格をお確かめいただけますようお願いいたします。
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