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畳の部屋をフローリング部屋にリフォームする 

投稿日:2013/9/19

建材

 

1. 木質床材を準備する

天然木の場合は、1枚1枚色柄が異なります。
美しく仕上げるため、全部並べ割り付け、色柄のバランスを確認の上、施工します。

 

2. タタミを剥がし下地の準備をする

❶現在

 

❷まず、タタミを剥がす

 

❸高さを調整した新しい根太と直角になる様303mm間隔で設置していけば、新しい下地の準備完了

 

さらに断熱をしっかりしたい時には、新しい床材を敷きつめる前に新しい根太の間に断熱材(スタイロフォーム等)を入れ込む。

 

3. 新しい根太と直角になるように部屋の中心線(基準線)を引き、A・Bどちらかのパターンかを判定し、スタート線を決める

上記の様に新しい根太と直角になる様に中心線を引く。

床材が中心線をまたぐ貼り方(図A)と、中心線をつぎ目として合わせた貼り方(図B)のどちらかを決定する。選択の基準として、部屋の端の床材の広さ(W1・W2)の幅の広いものを選択する。上の図の場合W1の幅かW2の幅より広い為、図Aの中心線をまたぐ場合を選択する。選択したW1のラインにスタート線を引く。

 

4. 木質床材を貼るパターンを決める

上図のaもしくはbの様に床材の貼り方は、継ぎ目が一列に揃わない様に千鳥に並べるのが基本です。
千鳥にもa(基本パターン)とb(ランダムパターン)があります。お好みに合わせて選んでください。

 

5. スタート位置の床材を加工する

上図の①〜⑤の順番で床材を貼っていきますが①・②・③については、下図の様に床材の凹と凸のうち凸の方を残し凹の部分(斜線部分)を切り捨てます。

 

 

6. 床材を切断する

下図の様にまず切断部分にラインを引き、カッターナイフで溝をつけてから、手のこや電動ジグソーで切断すると、上手に切れます。

 

 

7. 根太にボンドを塗付する

根太に木工用接着剤を塗りますが、塗り方は2通りあり、A・BのどちらでもOKです。
接着剤をつけずにクギだけで施工するとあとで床鳴りの原因になります。
※木工用接着剤よりおすすめなのは、根太用のボンドです。

 

接着剤の塗り方

 

⑧フロアークギの打ち方

 

フロアー材の凸実部の入隅に、クギ頭がくい込むまでしっかり打ち込みます。
打ち込みが中途半端だと、次のフロアー材の凹部がしっかりはめ込みできません。

 

ポンチを使用します。
フロアークギは釘の頭が凹になっているので、ポンチの先がズレません。

 

  • 凸実部より、38mmのフロアー釘を床材の角を傷めないようポンチで斜めに打ち込んでいく(フロアー材の長手方向のみ、新しい根太の位置に打つ)
  • 二枚目からは実をしっかりはめ込み張り込んでいく

 

⑨エンド位置の床材に敷き込み方法

終りの列を敷き込む時は、図の様にエンド位置の床材の壁側の下の隅をカンナで面取りしてから木工用接着剤をつけ、斜めにはめ込みながら力を入れて落とし込みます。

 

⑩壁際の処理

壁際は、床材と壁との間に小さなスキマ等ができるのが普通です。
ですからお好みの高さの巾木を取付けて、同時にクギの頭も隠してしまいましょう。